2023/10/03
赤ショウガの機能性成分:ホッカホッカ成分の解明
赤ショウガは熱産生の有用食品
立命館大学薬学部による有用成分の分析
赤ショウガの輸入と提供を長年にわたって行っている(株)エムケーラボラトリーズ提供の赤ショウガを用いた、発熱性作用の研究報告の情報提供がありました。
本研究では、発熱性作用をもつ成分は従来の説とは異なるものの、赤ショウガには十分量の新規発見の発熱作用成分を含有するものです。
文献:Yuto Nishidono等. Identification of the Chemical Conmstituents in Ginger (Zingiber officinale) Responsible for Thermogenesis. Natural Product Communication, 13(7), 869-973, 2018
従来は6−ジンゲロールや6−ショウガオールが「体をホッカホッカ」の主要成分と云われ、機能性表示食品では抽出したこの2成分によって届け出がされています。
本研究では、赤ショウガのもつ強いホッカホッカ・発熱性成分として
10₋ジンゲロール、10‐ショウガオール、10‐ジンジャージオール、10‐ジンジャーディ酢酸など18成分が確認されました。
1.6−ジンゲロール 10.91%
2.8−ジンゲロール 2.70%
3.10−ジンゲロール 2.10%
4.6−ショウガオール 3.90%
5.8−ショウガオール 1.11%
6.10−ショウガオール 1.10%
7.3S, 5S-6-ジンジャ₋ジオール 0.30%
8.3R, 3S-6-ジンジャージオール 1.25%
9.3S,5‐6₋ジンジャージオール 0.06%
10.3R, 5S-8−ジンジャージオール 0.11%
11.3S, 5S-10-ジンジャージオール 0.08%
12.3R,5S−10−ジンジャージオール 0.21%
13.6₋ジンジャージオール 3,5₋ジアセテート 0.57%
14.8₋ジンジャージオール 3,4₋ジアセテート 0.05%
15.10₋ジンジャージオール 3,5₋ジアセテート 0.03%
(赤字物質が強い発熱作用成分、%はメタノール抽出物質重量比)
これら成分は乾燥赤ショウガ片や粉末に十分に含有されるものです。
一方、機能性表示食品では6−ジンゲロールと6−ショウガオールが赤ショウガより抽出されたものだけが添加されたものです。
ジャムゥの米寿堂は「天然物で健康を」がモットーで、
決してその中の一部物質を抽出してサプリメントとしてはご提供しません。
赤ショウガが良い例であるといえます。
猛暑が終わり、秋の気配が濃厚なな季節、間もなく寒い季節がやってきます。
赤ショウガの乾燥片あるいは粉末で、
いつも身体を「ホッカホッカ」に維持することにご利用ください。
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