ノニ(ヤエヤマアオキ・Morinda citrifolia)は、アカネ科ヤエヤマアオキ属の常緑小高木。「桑の実に似たかんきつ類様の葉を持った植物」ということで学名がつけられています。日本名はヤエヤマ諸島のアオキで見つかったからだといわれています。
博物学者 H.N.Ridleyによると、ノニはインドネシアのモルツカ諸島(現マルク諸島)が原産地であり、約1000〜3000年前に「幻の海洋民族ラピタ人」によりポリネシア地域に拡散していったのです。
ハワイでは約1500年前に伝播したように、ポリネシアやミクロネシアでは、歴史の深い果実です。沖縄地域にもノニは植生しますが、歴史上ノニ果実を口に入れたことはなく、20年前からのノニーブームによって見直しが始まったばかりです。
ノニを理解するには、原産国インドネシア、伝承医薬品として連綿と使用され、生活に密着しているインドネシアの実情が最も理に適っています。


ノニの果実