2022/06/30
バニラビーンズの真実: 騙されてはいけないバニラビーンズ食品
驚愕的な日本のバニラビーンズ
多くの方が情報交換を目的に使用しているSNSのフェースブック(Face Book)にバニラビーンズに関して衝撃的な投稿がありました。
バニラビーンズを扱っているものとしては、看過できないものでした。
投稿者は農産物の栽培から、最終加工食品に40数年のご経験をもつ博士です。
投稿者に質問させていただいたところ、バニラビーンズのネットワークに知遇がおられ、情報は公的なものではないが、事実であるとのことで、ここに紹介いたします。
以下投稿情報
カッコ内(青字)はお知らせ担当者、上高地のコメントです。
「苦労しなくても、化学合成されたバニラがあります。
エチル・バニリンという薬です。安いバニラアイスからハ〇ゲンダッツのような高いアイスまで、このエチル・バニリンが使用されているようです。
ヴァニラの原産国は赤道を中心にし、北緯15度、南緯15度のいわばヴァニラ・ラインの上にあります。特に有名なのはマダガスカルそしてタヒチ等が有名です。
(インドネシアは生産第二位です。)
ところがこのバニラは直接日本に来るのではなく、一旦インドの加工業者の所に集められます。
乾燥されたバニラを加工業者はどうするかと言うと、浴槽に人工的な香料を混ぜておいた液体にドップリと…漬からせます。
バニラは熱帯ジャングルの奥地に生えているツタ科の植物で、ちょうどインゲンを太くしたような感じです。
私が見たフィジーで収穫後の様子を申し上げますと、収穫したヴァニラは先ず熱湯の中に30分浸します。
そうすると青色だったものが黒く変色します。その後、毛布に包み土の中約50センチの所に埋め込みます。
そして丸3日間土の中で熟成させたバニラを天日で干します。
毎日、毎日混ぜ返す作業を続け、約1か月後に芳醇な芳香のヴァニラが出来上がります。
(この過程をキュレーションと言いますが、インドネシアの方法は異なり、土中に埋めるのではなく1日数時間の天日干し後に暗い室内に入れます。この過程を約3か月間繰り返し、豊潤な薫りのタヒチ種バニラビーンズが出来上がります。)
このまま日本に持ってくれば問題は無いのですが・・・ここに概ねどこの国でもドイツ人の買い入れ業者が登場します。
これらの買い入れ業者たちはバニラをインドで加工します。
化学合成された香料がたくさん入ったプールに数日間沈め、折角の自然の芳香を蔑ろにして、さらに強い香りが放つものへと変身させます。
そして人工的な火力でドライアップします。
(ジャムゥの米寿堂は、インドを経由することなく、パプア州、ヌサテンガラ州などインドネシアの最東部で栽培されたものが、西ジャワ州の学問の街ボゴールに運ばれ、厳しい検査によって分別、ランク付けされます。オーダー後、2週間以内にはDHLが直接宅配してくれます。)
つまりバニラのカスをドライにし、それを有り難がって日本の業者たちは買っています。プールの溶液は「バニラ・オイル」になり、さらにケシの粒を混ぜてバニラビーンズ状にしたものを入れ、「なんちゃって・バニラ」になります。
今、有名洋菓子店などで使用されている99%のバニラはこの「プール溶液」か「なんちゃって・バニラ」か「ぬけがら・バニラ」の三種類でしょう。
(ジャムゥの米寿堂のバニラビーンズは、「なんちゃって・バニラ」「ぬけがら・バニラ」ではなく、真正のインドネシアからのバニラ・ビーンズです。)
なを「ぬけがら・バニラ」は食品添加物の対象にはなりません。
何故かというと日本の優しいお役所では、「予め第一次原材料に混入してあるものの場合には、添加物表示の義務は無い」としてくれているからです。
(ジャムゥの米寿堂は、インドネシアの大気汚染などない清浄な環境下で無農薬・無化学肥料の有機栽培植物・製品を提供しています。)
現在国際相場1キローーー16万円」、以上が某博士のバニラカス製造の暴露でした。
ジャムゥの米寿堂のタヒチ種バニラビーンズは、インドネシアからの直接取引のため、そして世界的なバニラ・シンジケートからは無縁であるため、上記価格の半分以下でご提供しています。
日本のバニラ食品業界の食品については、いくら大企業製品であっても、また有名洋菓子店であっても、信用できないかも知れません。
恐らく、「プール溶液」か「なんちゃって・バニラ」か「ぬけがら・バニラ」は、大量生産を行う大企業が主な使用者だと推測します。
これが日本のバニラファンが知らずに喜んで食べるバニラ食品の現状です。
(株)ジャムゥの米寿堂
長野県松本市野溝東1−18−2
お知らせ責任者:上高地
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電話・ファックス:0263‐28‐6888