2022/01/17
ヒトパピローマウイルス(HPV)は様々なガンと関係が
本日、肛門腫瘍の疑いで治を開始する某女性から、ノニジュースとブアメラを入院中も飲用しての効果についてのご質問を頂きました。
肛門がんと言っても非常にまれながん(10万人に一人)であり、どうもヒトパピローマウイルス(HPV)が関与していることが最近の研究で分かってきているタイプのガンのようです。
これに関する2016年の論文(World J Gastroenterol. Sep 7, 2016; 22(33): 7415-7430)の要約は以下です。
「ヒトパピローマウイルス(HPV)は、世界中で最も一般的な性感染症の1つです。 HPVへの曝露は非常に一般的であり、性的に活発な成人の推定65%-100%が生涯でHPVに曝露されます。 HPV感染症の大部分は無症候性ですが、個人が持続感染症を発症し、癌腫を発症するリスクが高くなる可能性は10%です。国際がん研究機関は、次のがん部位がHPVと強い因果関係を持っていることを発見しました:子宮頸部、陰茎、外陰部、膣、肛門、および舌根と中咽頭を含む中咽頭。(略)
このレビューの目的は、食道癌、結腸直腸癌、および肛門癌に焦点を当てて、HPV感染と胃腸腫瘍との関連に関する最近の証拠と問題を整理することでした。最終的な目標は、予後と予防に対する考えられる影響を明らかにすることでした。」
HPVは誰もが持っているウイルスですが、子宮頸部がんの場合、カロテノイド(主にベータ・クリプトキサンチン)の摂取量が少ないとリスクが増加するといわれています。
本例の場合のがんでは、HPVの存在が患者の80~90%認められています。
がんの発症については、近代医学でも明確に解明されているわけでありません。
しかし、ウイルスに引き起こされるがんについては、自然界にある食品が発症にリスクに影響している可能性は多々あるのではないかと思われます。
いわゆる地域によって発生率が異なる場合が多いのです。
赤い果実のブアメラのガン抑制については、明確なエビデンスはありませんが、ベータ・クリプトキサンチンの血中濃度が高いと肺がんの発生リスクは低くなる事実は、重要です。
自然食品には、多くの隠された生理作用があるものと思います。
「何も加えず、何も取り除かない」自然食品の魅力を皆様にお届けするのが、ジャムゥの米寿堂の使命と改めて思った本日です。
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