2022/01/16
新型コロナウイルス感染による脱毛
新型コロナウイルス感染症による脱毛
新型コロナウイルス感染症から回復後、大量の脱毛を起こす例がアメリカならず、日本でもSNSで報告されています。
新聞やテレビでは報道されていませんし、厚生労働省も無視しているようです。
SNSでの報告では、圧倒的に多く（あるいは女性だけ）女性に起きているようです。
感染症から回復して3カ月ほどしてから、驚くほどの脱毛があります。
治療薬はないため、でも幸いにも数か月後には育毛が見られるとのことです。
Amwrican Academy of DErmatology Associationは、この症状は「休止期脱毛症」と説明しています。
原因としては、発熱や強烈なストレスによって育毛のサイクルに異常をきたして脱毛するとのこと。
髪の発毛と脱毛にはサイクルがあります。
成長期：髪が成長する期間で、髪全体の90％がこの状態にあり、1か月で1�兩�長します。頭髪では数年続きます。
退行期：成長期が終わりかけている時期で、約3週間、約１％の髪がこの状況です。
休止期：頭髪の成長が終わり脱毛する時期で。数か月続き、約10％の頭髪がこの状態となっています。
成長前期：休止期が終わり、休止期で脱毛した部位に新しい髪が生え成長し始める時期。
精神的、身体的ストレスやホルモン環境の変化（成長ホルモン、副腎皮質ホルモンなど）、またある種の医薬品によって成長期の頭髪が休止期に移行して、3か月後に脱毛を起こします。
一過性のため、特別な治療を必要としませんが、完全に元に回復するまで6~9か月間を要します。
一般にストレスに対する抵抗力は女性が強いと言われていますが、何故女性に多いのか？
単に発熱や感染症に対するストレスによるものでなく、別の要因があるのかもしれません。
原因はともかく、回復に半年間もかかれば、特に女性の美と健康の象徴である頭髪に異常が続けば、それ自体が大きなストレスとなってしまいます。
PCR陽性となった場合、ストレス軽減、休止期の短縮と成長期の栄養補給のために、効果はまだ不明ですがブアメラを試すのもよいのではと思います。
男性の脱毛は知る限り報告されませんが、男性性器に異常がくることがアメリカで報告されています。
いわゆる勃起不全で性器自体の萎縮も伴うようです。
おたふくかぜというウイルス感染症がありますが、この場合精子増生機能に障害が起きるとことが在ります。
高熱によるものかウイルス感染によるものかは不明です（多分ウイルスによる細胞増殖が盛んな臓器への直接作用と思われます）。
いずれにしても、ウイルスに感染したら自分の免疫でウイルスを殺し、発症しないことが大切です。
1日9時間の骨休みで、自己防衛するか、元気なうちにウイルスに対する免疫を持つことが重要です（遺伝子注射による免疫ではなく）。
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